サックスについて

サックスに欠かせないリードとは?

サックスは、音を出す仕組みでいうと「シングルリードの木管楽器」と分類されます。 クラリネットの兄弟分ということですね。 どちらもフランス原産の葦(ケーン、と言います)を、倉庫に寝かせたり薄く削ったり、楽器用に加工したものを演奏に使います。

 

シングル、があるならダブルリードもあるの? というとこれが当然ありまして、オーボエ、ファゴットが該当します。 ダブルリードは二枚重ね・真ん中にすきまをもつ筒状のケーン(ストロー笛っぽい構造?)で音を出します。

 

さてこのリードを使う楽器にとって、リードとはけっこう「命にかかわる」大事な物といえます。 直接演奏のクオリティに反映するので気を使うんですね(まんが「のだめカンタービレ」で、オーボエ奏者がリードの扱いをミスって呆然とするシーンをご存じの方もいるのでは?)。

 

サックスのリードは一箱に10枚ほどがセットになったものが販売されており、そこから良いものを選んで使用することになります。 苦しいことに、かならず「当たり」が出るとは限りません。 さらに天然素材であるリードは天候などで変化していきます。 

 

今日使えないからとすぐ捨てることもできません。 また、当たりリードだって経年劣化していきます。 困ったものです。

 

最近は葦にかわってファイバーなどで作られた耐久性ある製品もありますが、やはりサウンドの繊細さは葦のものには及ばないようです。

 

と、これはクラシック方面(吹奏楽含む)で言われる話です。 一方でジャズ奏者のなかには「どうせマイクにのった音になるんだから、ナマオトにはこだわらないよ」と、古〜い腰のなくなったリードを保管し手入れして、同じものをずっと愛用する方もいるとか。

 

所変わればなんとやら、ですね。